生命としてのオリガミとの共存を夢見ているオリガミ職人のことなどつゆ知らず、
それとは全く関係ないところで怒って暴れ回っているオリガミ。
“王”というのも、職人が勝手に与えた肩書きではあるが、強いものの象徴として自分でも使っている。
重責を与えてきた職人にはもう少し責任をもってもらいたいと思っている。
妹のオリビアにも協力を仰ぐが、世界征服は許されないと言われ、ことごとく失敗している。
しかし落ち込んでいる暇はない。ブンボー軍団をなんとか戦闘集団に仕立て上げ、野望を果たすために今日も一つずつ鶴を折り続ける。