性別
身長

武器
能力タイプ
188cm
両手剣
支援型
短剣
魔法型

オリガミ工房の料理番。
オリー王が誕生するまでは、ほとんどの時間を厨房で過ごしていた。
文房具なので腕前はそこそこだが、彼以上に料理が上手い人もいない。
幼い頃は食材を好きに切り刻んで遊んでいたりもしたが、わゴムからしっかり怒られていた。

切ることへの強い欲求があり、常に何かを切り裂いていないと禁断症状に駆られて精神が飢えてしまう。
その欲求を抑えるために工房内で考えられさ策が、「料理」だった。
ハサミが厨房に立つことで仲間の仕事も減り、また、ハサミも何かしらを合法的に切ることでストレス発散にもなる。
おかげで料理は上手くなったが、食材を切ることは気休めにしかならず、本当はもっと生きたものを切ってしまいたい。
最後の最後まで理性で欲望を押さえつけていた。

文房具として雇われたはずが料理をすることになったハサミ。
身内には好評で、見事に胃袋を掴んでいる。
ただ、異種族間のコミュニティなため食べられるものに差があり、注文がバラバラ。
やっぱり専門の調理ばさみを買ってくれたほうがよかったんじゃないか‥‥と文房具のハサミは悩む。

実は体はあまり強くなく、熱や寒さは大の苦手。
免疫力もないため病気にかかりやすいが、弱いと思われたくないのであまり大っぴらには話さない。
工房の仲間には知られているが、身内以外の前では、恐れられるくらい強い存在でありたいと思っている。
オリー王にチカラを与えられたことで、それなりに動けるようになった。
浮遊する能力もそこで会得したもの。運動音痴すぎてオリーもあまりの滑稽さに手で顔を覆っていた。

本当は心優しい青年で、自分が刃物であることに強いコンプレックスを抱いていた。
いつ誰を傷つけるかわからない腕を見て自害しようとしたこともしばしばある。
オリガミ職人に対して、熱を持ったような特別な感情を抱くようになってからは、その想いがより強まっていった。
自害した姿を見られたことはないが、パンチホッチキスには彼の焦燥しきった精神状態はバレている模様。

その性格や理性も、仲間たちを失っていくうちに破綻していく。
せめて近くにいたセロハンテープとは共にこの世界から逃げ出そうと誘っていたが、 彼はそんなハサミを守るために前線へ立つことを決意。引き留めることもできなかった。
紫のカミテープが散っていくのを引き金に、ハサミは残虐的な行動ができるまでに変わり果ててしまった。

日常生活の姿。両手剣と自分自身で一本のハサミとなる。
しかし、彼自身は戦闘が得意ではなく、刃物を敵に向けることを好まない傾向にある。
彼にとって、刃物を使うのは正当防衛の時だけ。 真の情熱は料理にあり、戦いよりも料理を通じて人々に幸福をもたらすことを望んでいる。

手先の器用さを活かして戦う魔法使い。オリーから過剰に能力を与えられたせいか、魔法の性能も高め。
作られた切り絵たちには生命を宿したように自我がる。 時に鎖を解かれた獣のように、人を惑わす幽霊のように、自由気ままに動き回る。 彼の戦闘スタイルは独特であり、敵を恐怖に陥れるだろう。

究極の味を追求する料理人。
常に最高級の料理を振る舞い、そのためには魔法使いの力を奪い取り、料理の一部として取り込むことさえある。
彼の料理は常に美味であり、その味は人々を魅了し、幸福感をもたらす。
不味いものは作らないが、マズいと思わせる魔物を生み出すことができる。

知恵と力を兼ね備えた魔法の使い手。戦術家としての才覚を持ち、常に冷静な判断力を発揮する。
切り絵を自在に操り、その技術を駆使して戦場を支配する。
また、魔力を最大限に引き出し、その力を一撃に込めることができる。
彼の魔法は単なる力だけでなく、知識と知恵によっても支えられている。


イロエンピツ

味が薄い

わゴム

真面目な人

パンチ

おまえはいいヤツ!

セロハンテープ

メシが美味ェ!

ホッチキス

強かだよ

職人さん

シェフになりなよ!