オリガミ職人を本気で殺そうと手をかけたが、放った技がことごとく彼を交わし、失敗。
次元の狭間へ貼り付けることで封じ込めた。
その後、すぐそばに転がっていたホッチキスに生命を与えて臣下とした。
誕生してすぐの頃は、すべてのものに不信感を抱いていた。
真の姿を隠すために黄色いヘイホーへ扮し、ブンボー軍団へ命令を下す時もこの変装を維持していた。
城を襲い、作戦が決行された時にようやく真の姿をあらわにしたのだが、
その姿はイロエンピツがミハラシタワーから見ていたようだった。
ミハラシタワーのエントランスに自分の姿が描かれていたときは驚いたが、
その後すぐにハリボテが食い散らかしていったので、どうでもよくなった。
以来、どこでも真の姿を晒している。
生命を与えた存在としてブンボー軍団からは(それなりに)慕われているが、なめられないように王としての威厳を保っている。
だが正直、自分にはそんな素質がないことも感じている。
本来あるはずの優しい部分が、オリガミ職人への怒りで上書きされており、本人も気づかないうちに感情に支配されているのだ。