性別
身長
177cm

見た目は30代の男性だが、何十年経っても見た目が変わらない。

オリガミに関するすべての知識があり、この世のすべてのものをオリガミにすることができる。
ただ、彼自身に魔法のような特別な能力は無く、願いのチカラでいのち折りができる程度である。
戦闘の才能もないため、そういうのは誰かにやってもらう。

争いのない世界と、モノが迫害されないことを望んでいる。
そしてそれが自分だけでは叶えられないことも理解している。

理想のために購入したり拾ったりしたモノたちのことは、下に見ることなく同じ目線で付き合っているつもりだが、 イロエンピツハサミ以外にはあまり慕われていない。

オリガミ職人と呼ばれる前、彼はかつて、ひとつの小さな星だった。

地上にいる人々の願いを星の精へ聞き届ける役割担い、それを果たし終えた、光の消えかけた星であった。
流れ星として地上に落ちてきたのを人間に見つかり、「降り神さま」として祠に祀られていた。
そこはオリガミの文明が発達した人口1000人の村で、オリガミは供物としても使われていた。
星は、自分はそんな大それたものではないと伝えたかったが、言葉を介すことはできず、自分を崇める村を見つめながら、ただ死を待った。
しかし、次第に信仰心を募らせていった村人たちが自らの命を使って千羽鶴を折り果たし、ただの星を現人神に変えさせてしまう。
誰もいなくなってしまった村を見て、神は途方に暮れるのだった。

そして外の世界に触れ、激しい地位の格差や私利私欲のために自然を破壊し続ける人間を間近で見ることとなり、自分が地上に降り立った意味を考えるようになった。

この世界は一度白紙に戻すべきだと考えており、モノたちにもそう話している。
オリーに自分を千羽鶴の一部にしてもらいたかったのだが、その想いが届くことはなかった。
自分のこれまでの行いを振り返るものの、世界を白紙化したいという想いは捨て切れない。

金輪際いのち折りはしないと誓う彼は、孤独に、また新しい計画を立てるのみである。


イロエンピツ

大切にしてくれて嬉しいです

わゴム

逃がしてくれなさそう

パンチ

テンションあげてこーぜ!

セロハンテープ

いつか殺してやる‥‥

ハサミ

子作りしよ♡

ホッチキス

悲しい人