大柄な肉体に大胆な格好をさせているのは彼の趣味。これが一番強くてカッコいい姿だと信じている。
無個性な種族であるキノピオからは「変わってますね」と言われるが、わりと受け入れられているようだ。
というより、ほどよく関心がないため「そういうもの」と思われている。
キャサリンとは趣味が合うようで、マリオに対する熱い想いなどを共有し合っている。
哀愁を漂わせ、どことなく色香を放つ雰囲気を見せるのも彼の特徴。
何かしら悩みを打ち明け、深刻な表情を浮かべていることもあるがそれはすべて本体をカモフラージュするための罠で、すべてが演技。
心を開いてくれたと相手に思わせておいて隙を狙っている。
存在しない身の上話を聞かされた相手は、その後彼に散々弄ばれたあと、消息不明となる。
大劇場の裏でサボテンにされていたキノピオもその末路を辿りかけていたが、無事に救出されたことで解放される。
ただ、彼の話していた嘘を未だに信じ続けている。
実体は骨組の部分のみで、ゴム製の存在。
ホッチキスからはヒトの肉体を持つよう推奨されたが、敢えて無機物のままでいることを貫いた。
自身を誇りに思っており、わゴムである自分が好きなのだが、その姿は滅多に晒さない。
自分の演じている姿に翻弄される者たちを見下すことを楽しんでおり、化けの皮が剥がされれば容赦はしない。
この事実はホッチキスしか知らないが、
ブンボー軍団のことは仲間だと認識しているので、彼らくらいにだったら知られても構わないと思っている。
敵を欺く才能がある策士家。巧みな話術や変装術を駆使して敵陣営を妨害し、牽制する才能に長けている。
たとえ味方でも言うことをきかない者にはしなやかに鞭を打ち、体を縛り上げる容赦のなさも特徴。
遠距離攻撃を得意とする弓使い。戦いに特化した姿のため化粧も落とし、装備も厚い。
後方から獲物に狙いを定め、的確な射撃で弱点を突いてくる。遠くから待ち伏せすることで確実に制圧する状況を作り出す。